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海人食堂（うみんちゅしょくどう）
海人食堂の場所
読谷村都屋の都屋漁港内にある海人食堂。
近くには「トリイステーション」という米軍施設があり、都屋漁港周辺は外国人住宅を改装したカフェや地元の人たちに愛される昔ながらの商店などが並んでいます。
周辺道路は非常に狭いので、ゆっくり安全運転で通ってくださいね。
都屋漁港
読谷沖の海に定置網を設置しており、美ら海水族館のジンベイザメもここの定置網で捕獲されたものです。
また、都屋漁港沖ではジンベイザメを見学できる体験ダイビングや一緒に泳げるファンダイビング（ライセンスお持ちの方のみ）などのツアーも開催されています。（２０１８年台風２４号の影響で網が破れジンベイザメは現在いないので、ツアーは休止中です。再開されたら改めて書き直します。）
漁協のセリは平日午前１０時から行われており、仲買人（セリに参加する人の意）は県内各地から来ています。魚の流通先として一番多いのは県内の大手スーパーです。スーパーを覘くと都屋漁港でセリにかけられた魚が売られているかもしれませんね。
いゆの店（漁港内の鮮魚直売店）・海人食堂（１階のテラス席）
セリが終わってからオープンするいゆの店では、その日上がった新鮮な魚の刺身や煮付けなどの調理済みのものや、調理前の美味しそうな魚介類などを販売しています。
そして、その新鮮な魚介類を調理してくれてすぐに食べられるのが海人食堂です。
海人食堂では、いゆの店の２階のレストランコーナーや１階のテラス席で食事を楽しむことができます。
お持ち帰りにも対応してくれますので、持ち帰って景色のいい場所やホテル・自宅でゆっくりいただくこともできます。
海人食堂（２階のレストラン）
階段を上がっていくと、どどーんとメニューが貼ってあります。
いつか食べたいイセエビ定食！ですが、いつかの為にとっておいて、、、と散々メニューの前で悩みました…。
天気が良かったのでテラス席を選びましたが、ものすごく風が強くて大変でした…。
港の中は非常に穏やかで気持ちがいい。
読谷漁協の大型定置網で水揚げされた魚の沖漬け丼！
ご飯に対して魚が多くて驚きました！
味は濃厚でもっとご飯が欲しくなりました^^
とろろ入りのマグロ丼！
やっぱり沖縄のマグロは外せない！
こちらもご飯に対してマグロが盛りだくさん^^
名物のてんぷら
海人食堂の名物と言えばてんぷらです！
沖縄のてんぷらは本土のてんぷらとは全く違う見た目で、衣は厚めのフリッターのような感じです。
衣に出汁がきいていて、調味料を何もつけないで美味しくいただけます。
海人食堂のてんぷらはサカナとイカともずくの三種類のみ！
海人食堂の特徴は、衣がサクサクなところ。
特にもずくのてんぷらはボリューム満点ですが衣が薄目なので、サクッと食べることができます。
揚げたてのもずくてんぷら
サクサクと食べられるもずくてんぷら。
お昼ご飯の丼ぶりと一緒じゃなければ、さかなもいかも食べたかった…。
絶品・イカスミ汁
この真っ黒なお汁がイカスミ汁です。
イカスミパスタやイカスミリゾットなど洋風な食べ物ではイカスミという存在は知っていたのですが、こんなに真っ黒なお汁を初めて見た時には本当にびっくりしました。
ちなみにイカスミには『ムコ多糖類』やアミノ酸の１種である『タウリン』が豊富に含まれており、血液をきれいにしてくれたり肝機能を向上させてくれたりするという、お酒好きには最高の食材ですね。
二日酔いには特に効果てきめんです。（僕の個人的な感想です。）
今回お昼ご飯で頂いたのは、イカスミ定食９３０円。
他の食堂と比べてちょっと割高かな？と思ったのですが、その理由がわかりました。
イカの量が半端なかったのです！
食べても食べてもなくならないイカの量ならば安いくらいだと思いました。
イカスミ汁を食べた後、人によってはお腹が緩くなることがあります。
翌日のお手洗いで驚くことになるかも知れませんが、それはイカスミが原因の場合がほとんどです。
まとめ
- 海人食堂は都屋漁港内にあります。周辺は道路が狭いのでより安全に注意してくださいね。
- 平日午前１０時からセリが行われており、漁港内のいゆの店で刺身などを購入することができます。
- 海人食堂は２階のレストランでも食べることができますが、僕は１階のテラス席が好きです。（２階にもテラス席ありました）
- もずくのてんぷらはぜひ一度食べてみてください。
- 海人食堂にはイカスミ汁だけでなく、その日とれた新鮮な魚を使ったメニューがたくさんあります。
- マグロはやっぱり美味しい！！
- イカスミ汁を食べた後のお手洗いで驚かないようにしてくださいね^^