石垣島から日帰り。サンゴもりもりな鳩間島の海でシュノーケリング!

鳩間島とは?

西表島の北4.5kmに位置する人口わずか50人足らずの島。
島の面積はわずか0.98㎢。
サンゴ礁に囲まれ、サンゴ礁の内側(イノー)にはもりもりと茂ったサンゴが残っています。
宿泊施設は8軒(うち2軒は素泊まり専用)。自治会の方針によりキャンプを含む野宿は禁止です。

鳩間島への行き方

波照間島に限らず八重山諸島へ向かうには必ず石垣島離島ターミナルから出向します。
離島ターミナルの敷地内に駐車場がありますが、大型連休や夏休みには朝早くから満車になっていることもあります。
もし満車の場合には、八島駐車場や新栄公園東駐車場に止めましょう。(離島ターミナルまで徒歩5~10分ほどです。

鳩間島へは安栄観光と八重山観光フェリーが定期船を運航しています。

<安栄観光>
大人往復:4,510円
石垣島発 9:30(上原経由)、10:50、15:30
鳩間島発 10:45、11:35、16:15(上原経由)
直行の場合、40分~45分、上原経由の場合70分
安栄観光の乗車券で八重山観光フェリーに乗船可能。
八重山観光フェリーの乗船券で安栄観光に乗船可能。

石垣島・八重山諸島の定期船運航&観光ツアー
石垣島から八重山の離島への定期船運航と観光ツアーなら安栄観光。石垣島・竹富島・西表島・小浜島・波照間島・黒島・鳩間島など八重山諸島への多彩な観光ツアーをご用意しております。

<八重山観光フェリー>(Web割あり)
大人往復:4,510円、Web割4,320円
石垣島発 9:30(上原経由)、10:50、15:30
鳩間島発 10:45、11:35、16:15(上原経由)
直行の場合、40分~45分、上原経由の場合70分
八重山観光フェリーの乗船券で安栄観光に乗船可能。
安栄観光の乗車券で八重山観光フェリーに乗船可能。

https://www.yaeyama.co.jp/index.html

波照間島航路も海況によっては欠航になります。
特に冬時期(北風が強い時期)は、ほぼ欠航しています。
天気予報で「風の強さ」と「波の高さ」をしっかり確認してください。
雨が降っても船は欠航になりませんが、晴れていても風が強く波が高い場合には欠航になる場合があるので注意してください。

旅程の数日前から風予報と波予報・運航状況などを確認して、当日の予定を柔軟に変更敵るようにしておきましょう。
始発便は運航したけど、最終便は欠航となる場合も考えられますので、前日や当日の朝にフェリー会社に問い合わせ、必ず帰って来られそうかどうか確認するようにしてください。

フェリーは意外と酔いやすいです。
少しでも心配な方は必ず酔い止めを飲んでください。
せっかく鳩間島院到着したのに船酔いで何もできないというのは、本当に残念無念です。
鳩間島のサンゴを思い描いて、ワクワクしながら過ごしましょう。
眠ってしまうのもいいアイデアですね!

鳩間島のカクレクマノミ

鳩間島の注意点

鳩間島は大変小さく、人口も少ない島です。
鳩間島の港に売店はありません。
ごはん屋さんも数件しかなく、14:00を回るとランチを終了し中休みを取っているお店もあります。
ですので、石垣島で軽食と飲み物を確保して出発しましょう。

石垣島離島ターミナルで「島弁」や「スパムおにぎらず」などを購入して、鳩間島のビーチでいただくのもいいかもしれませんね。
事前に石垣島の100均などで保冷バックと保冷剤を購入しておくと、軽食などが傷む心配をしないで済みますね。
ビーチでビール!という方も石垣島で購入しておいた方が無難です。しかし、飲んだら泳がない!運転しない!!

ごみはできれば石垣島まで持ち帰ってください。
鳩間島にはごみ処理場がありません。鳩間島のごみは石垣島で処理されています。
この不便さが八重山なんだよなぁ。と楽しんでいただけると幸いです。

カクレクマノミの正面

鳩間島でシュノーケリング

鳩間島にはいくつかビーチがありますが、全て監視員のいないビーチですので自己責任で安全に配慮して楽しんでください。

波照間島のビーチ

風向きによってオススメのビーチが変わります。基本的に風が吹いてくる方向の反対側のビーチが穏やかになります。

東風が強い時⇒島の西側(屋良浜)
南風が強い時⇒島の北側(立原浜や島仲浜)
西風が強い時⇒島の東側
北風が強い時⇒おそらく欠航しています…。

島自体は小さいので風向きを見ながら、スマホの地図片手にビーチを選んでみてください。
港から島の反対側もさほど遠くないですよ。

僕たちが訪れた時は北東の風でした(フェリーは大いに揺れましたが幸い欠航はしませんでした)ので、島の西側の屋良浜を目指しました。
スマホの地図を片手に島の中の道を行こうとしたのですが、気持ちがはやり過ぎて海岸沿いを歩いて行ってしまいました。
ちょうど干潮の時間帯だったので歩くことができましたが、満潮の時間帯には歩いて移動することは不可能です。

水中の写真ですが水がないみたい
サンゴとデバスズメダイ
イッテンチョウチョウウオ
サンゴの森!本当に茂っていました。
こうなると最早サンゴのジャングルですね!
こんなことして遊んだりします。

島の西側の屋良浜の海は水深3m~5m程度ですが、サンゴが大変元気に育っています。
サンゴの真上は水深が1m以下のところもあるので、サンゴの真上を通過する際はしっかりうつぶせになって静かに通り過ぎてください。
大きくバタ足をするとフィンでサンゴを折ってしまったり、裸足の場合は足を切ってしまったりしますので、注意してください。

満潮になると流れが強くなります。(リーフの外の波がリーフを超えて入ってくるため)
「さっきまでと何か違う!?」や「怖い!」と感じた時には、すぐに海から上がるようにしてください。

破裂間島のシュノーケリング屋さんでシュノーケルセットなどのレンタルができるようです。
レンタルするならそのお店のツアーに参加した方が、船でシュノーケルポイント(きっと絶景!)に連れて行ってくれるでしょうし、楽しいかもしれませんね。

http://hatoma-ms.net/act.html

鳩間島を徒歩で散策

鳩間島は本当に小さな島なので島のほとんどの場所を徒歩で巡ることができます。
一番のオススメは「鳩間島灯台」です。
高台にあり、灯台の横の「物見台」からの景色は絶景です。

海の向こうは沖縄県で2番目に大きな西表島です

14:00頃から島の散策を始めましたが、ある買ったこともあってか島の人には誰にも出会えませんでした。
おにぎりしか持参していなかったので小腹が空いたのですが、全てのごはん屋さんが閉まっていました…。(17:00頃までクローズでした)
もし、時間が許すなら一泊したいなぁ思う島でした。
夕日や夜空はきっと感動的だと思います。

まとめ

  • 鳩間島行のフェリーは欠航することがあります。前日や当日の朝にはフェリー会社に確認を撮りましょう。
  • 軽食や飲み物を石垣島から持参することをおススメします。保冷バックや保冷材も合わせて準備しましょう。
  • ごみは石垣島へ持ち帰りましょう。
  • 全てのビーチに監視員はいません。自己責任で安全に配慮して楽しみましょう。
  • 散策の際には島の皆様に迷惑が掛からないようにしましょう。特に御嶽(うたき・とても神聖な場所)や民家へ立ち入らないようにしましょう。

皆様の鳩間島旅行の参考になれば幸いです。