恋愛と子宝にご利益があるという古宇利島。あなたにもご利益がありますように。

1 古宇利島の場所
2 なんで恋島（くいじま）？
3 ハートロックとティーヌ浜
4 不思議な穴が開いている岩・トケイ浜
5 まとめ

古宇利島の場所

古宇利島は沖縄本島の北部に位置する、車に行ける離島の一つです。

屋我地島と古宇利島大橋（1960m）を渡った先にありますが、はやる気持ちを抑えてまずは橋の手前の駐車場に車を止めて、古宇利島大橋を大いに楽しみましょう^^

古宇利大橋を堪能しましたら、いよいよ橋を渡って古宇利島に上陸しましょう！

なんで恋島（くいじま）？

古宇利島は恋島（くいじま）とも呼ばれています。
なぜ「恋」なのでしょうか？

それは古宇利島に伝わる伝説がルーツのようです。
伝説をかいつまんで紹介しますと…

『昔、古宇利島に空から男女二人の子どもが降ってきた。かられは全く裸であり、毎日天から落ちてくるモチを食べて幸せに暮らしていた。
最初はモチが落ちてくることに疑問を抱かなかったが、ある日から「モチが落ちてこなくなったらどうしよう」という疑念が芽生えてしまい、毎日少しずつもちっを残すようになった。
ところが二人がモチを蓄えようとしたその時からモチは落ちてこなくなってしまった。
そこで二人は浜で生活するようになった。
魚や貝を獲って生活と労働の苦しみを知り、ジュゴンの交尾を見て男女の体の違いを意識し局部をクバの葉で隠すようになった。
この二人の子孫が増え、琉球人の祖となった。』

伝説の二人の子どもが成長し、自分たちで生活をしながら子孫繁栄したということから、「恋が成就する」や「子宝に恵まれる」といったご利益を授かると言われています。

古宇利島のご利益だけではないと思いますが、僕が我が家の姫にお付き合いを申し込む前日に古宇利島へ海水浴デートに行きました。
えぇ、その恋は見事に成就し7年が経とうとしています。
信じるか信じないかは貴方次第ですが、ここだけの内緒にしておいてください。

ハートロックとティーヌ浜

嵐が出演したJALのCMで一躍脚光を浴びることになった、ハートロック。
2012年に古宇利島に遊びに行ったときはそんな素敵な岩があるなんて、全く知りませんでした。

古宇利島大橋を渡って最初のT字路左に曲がると（島を時計回りに進むと）、「ハート岩・ハートのエンジェル絶景駐車場」の看板がデカデカと掲げてあります。
この看板通りに進んだ駐車場の料金は1回300円でした。無料の足洗い場があって助かりました。
この看板を無視して更に進んだ先の駐車場は100円でしたが、施設については未確認です。

ハート岩・ハートのエンジェル絶景駐車場からティーヌ浜（ハートロックが見えるビーチ）まで、赤土の細い坂道を5分ほど下っていきます。
他人とすれ違うのは少し厳しいくらいの細さです。
足元はとっても悪いので、ヒールの高いサンダルや滑りやすいサンダルはお勧めしません。
僕たちはギョサン（滑らないサンダル）でしたが、少々きつかったです。

この時はちょうど満潮だったので歩いて岩に近づくことはできませんでしたが、大潮の干潮時には歩いてすぐ近くまで行けるかと思います。

このビーチは西向きなので、サンセットの時間には素晴らしい景色が広がるはず！

不思議な穴が開いている岩・トケイ浜

ティーヌ浜からすぐ近くに不思議な穴が開いている岩のある、トケイ浜があります。
売店の敷地内に有料駐車場（300円）があります。敷地の外には無料の駐車場がありますが、無料の駐車場が満車の場合は路駐はせず有料駐車場に止めましょう。

売店にはシャワー（1人200円）やシュノーケルとマスクやライフジャケットなどのレンタル（有料）も用意されていました。

ビーチに降りて右手方向に進んで行くと不思議な穴の開いた岩があります。

何千年・何万年もの時間をかけて自然の力が開けたこの穴は、ポットホールというようです。学術的にも非常に貴重な岩だそうです。
トケイ浜には他にもこのような穴が開いた岩がありますので探してみてください！

トケイ浜の海は遠浅でサンゴ礁に囲まれています。
干潮時に行くと、泳げる水深がある場所までかなり歩くことになります。
足元はサンゴや岩なので、マリンシューズやダイビングブーツを履くようにしてください。裸足で歩くと必ずケガをします。

こんなにきれいな海で遊べるなんて本当に幸せです。

※ビーチに監視員やライフガードはいませんので、全て自己責任で楽しんでください。
※クラゲ防止ネットはありませんので、ラッシュガードを着るなどご自身で対策を行ってください。
※沖に向かって泳いでいくと、海岸と水平方向の流れがあります。十分注意してください。
※離岸流が発生する海岸です。沖に流されていると感じたら、逆らわず、岸と水平方向に泳ぎ流れから抜けましょう。