石垣島から日帰り。原付で波照間一周の旅。

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波照間島とは?

日本最南端の有人島です。
島には信号機は1つもなく、サトウキビ畑が広がる道をのんびり散策できます。
島の面積は12.73kmと非常に小さな島なので、海水浴と散策だけなら日帰りでも遊びに行けます。

緯度が低いので「南十字星」が好条件で見ることができます。島にも明かりが少ないので、他の場所では肉眼では見ることができない星も波照間島なら見ることができます。
1泊以上で行かれる方は、必ず宿泊先を確保してから島に渡ってください。波照間島はキャンプを含む野宿禁止です!!

透き通るような海

波照間島に行くぞ!

八重山諸島のどの利用に行く時にも必ず利用するのが、石垣港離島ターミナルです。
離島ターミナルの敷地内にも駐車場がありますが、大型連休や夏休みには早朝から満車になります。
満車の場合は、八島駐車場や新栄公園東駐車場などに止めましょう。(離島ターミナルまで徒歩5分~10分です。)

波照間島への高速船は「安栄観光(あんえいかんこう)」が運行しています。
料金は大人往復:6,790円、所要時間1時間~1時間20分(海況、寄港による)
1日4往復
石垣発 8:00、10:30(7.8.9月運航)、11:50、15:30(4/1~8/20)、15:00(8/21~9/30)
波照間島発 10:00、12:00(7.8.9月運航)、13:25、17:20(4/1~8/20)、16:50(8/21~9/30)

石垣島-波照間島の定期船の欠航率は結構高いです。

日帰りで行かれる際は、天気予報で石垣島や八重山諸島の「風の強さ」「波の高さ」をしっかり確認してください。
雨で船は欠航になりませんが、どんなに晴れていても風が強く波が高い場合は欠航になる確率がグンっと上がります。
特に北風が強う時には要注意です。

安栄観光のHPでは、「運行状況一覧」や「運航状況メール配信サービス」がありますので、旅行日の前々日くらいからはチェックすることをおススメします。
当日、行きは船が出るけど帰りは最終便が欠航予定となることもありますので、離島ターミナルの受付でスタッフさんに確認するようにしましょう。
チケット売り場に掲示板が立っており運航状況をしらせてくれていますので、併せて参考にしましょう。

乗り物酔いしやすい方は、必ず酔い止めを飲んでください。
せっかく1時間以上もかけて波照間島にやってきたのに船酔いで何もできませんでした…。というのあ悲惨すぎます。少しでも心配な方は酔い止めを飲んで楽しみましょう!!

レンタサイクル・原付

波照間島の港に着きましたら、数社のレンタサイクルや原付屋さんが予約のお客様を送迎するために港の駐車場で待っています。
事前に予約しておきましょう。予約がなくても運が良ければ自転車等にありつけるかもです…。
小さいとはいえども結構な広さなので、徒歩だと本当に大変ですよ。

波照間島は意外と起伏がありますので、普通自動車運転免許などをお持ちで原付に抵抗がない方には断然原付をおススメします!
家族旅行や原付が苦手という方は、事前予約で電動アシスト付自転車を選んでおくと、楽ちんに移動できますね。
もちろん!ママチャリも最強!!ですけどね♪

自転車等をレンタルしましたら、波照間島の見どころが記載されている地図がもらえるはずです。
地図はデフォルメされていますが割と正確です。
カフェや定食屋さんも載っているので参考になさってください。

波照間港には自動販売機などがありますが、サイクリングなどに出かけると自動販売機はほぼありませんので、出発の際に水分をしっかり確保してくださいね。
ごみはできれば石垣島に持ち帰ってください。それが難しくてもポイ捨てだけはしないでくださいね。

ニシ浜で海水浴

空も海も極上の青さ!

ニシ浜は波照間港からすぐ近くにあるビーチです。
島の北側にあるビーチなのに「ニシ浜」なのです。なぜかというと、沖縄の方言で「北=ニシ」と言うからです。
余談ですがその他の方角は、「東=アガリ(太陽が昇るから)」・「西=イリ(太陽が沈むから)」・「南=ハェ、ヘェ」・「北=ニシ」となっています。

ニシ浜の近くにはシュノーケルセットやライフジャケットなどをレンタルしているお店があるので、現地調達してシュノーケリングを楽しめるかもです!

浅瀬では亀に会えることもあります
海の青さに感動!
海底の砂も美しい!

※ニシ浜は監視員やライフガードのいないビーチです。海水浴やシュノーケリングなどは自己責任で安全に十分注意して楽しんでください。
※潮の流れはやや早いです。特に沖に出ようとすると横方向に流されやすいので注意してください。

波照間島一周の旅

海水浴を思いっきり楽しんだら、島一周の旅に出かけましょう!!

ニシ浜からのんびりと島を散策します。
サトウキビ畑を抜けていくのですが、行けども行けどもサトウキビ畑と空と遠くに見える青い海という心洗われる絶景が続きます。

日本最南端の碑
崖から望む海。引き込まれそう…
波照間空港。噂では石垣-波照間が再開するらしい
今は使われていない(2019/4)

のんびりとした時間が流れている島ですが、一旦停止は原付も自転車も必ず止まりましょう。
サトウキビが茂っている時期だと、十字路の横方向は全く見えないので気を付けてください!!

まとめ

  • 石垣―波照間の定期船は欠航になることも多いので、必ず事前に天気予報で風の強さ波の高さを確認し予想を立てましょう。
  • 定期船の運航状況は、安栄観光のHPで確認したり、前日の夕方や当日の朝に安栄観光に電話(0980-83-0055)をして確認しましょう。
  • 特に冬場は欠航になることがあります。
  • ニシ浜は流れがあるので十分に注意しましょう。
  • 島は意外と起伏があります。
  • 水分補給はしっかりしましょう。港と集落意外に自動販売機はないものと思ってください。
  • 宿泊もおススメですが、キャンプを含む野宿は厳禁です。
  • 南十字星を探して、星を浴びてください。

皆様の波照間旅行の参考になれば幸いです。