沖縄県最大のシーサー 残波岬いこいの広場の残波大獅子が大きすぎる!

シェアする

残波岬はこんなところ

沖縄本島中部屈指の景勝地!
高さ30mの断崖絶壁が2kmも続く残波岬。
晴れた日には慶良間諸島を望むことができ、沖縄本島で最後に夕日が沈むという夕日スポットでもあります。
沖縄本島で最後に沈む夕日を見に行きたい!
また、岬の北側は海岸国定公園に指定されています。

残波岬灯台

南西諸島随一の高さ31m(地上から灯塔の頂部まで)を誇る白亜の灯台。
灯台の上まで登ることができます。(現在工事中の為不可)
遠く伊江島や粟国島も望むことができるかも?

灯台は工事中でした…

リニューアルされていたいこいの広場

12月だというのに少し歩くと汗ばむような陽気の中、食べ過ぎた昼ご飯を消費するために残波岬に散歩に行ってきました。
相変わらずの設備(5年以上前から駐車場もありました)と思っていましたが、駐車場脇には「いこいの広場」ということでリニューアルされたらしく、きれいなトイレと遊具とひーじゃー(ヤギ)の檻。
ひーじゃーは子供たちから餌(有料)をもらっていました。

いつか柵を超えてしまいそう…

奥の方には素敵な遊具がたくさんあって、天気の良い週末は子供たちの声が響いていました。


残波岬から見る海は圧巻

残波岬から望む東シナ海。
残波岬から北の方向へ8kmほど離れた場所に、有名な青の洞窟があります。
残波岬の西側には残波ビーチと言われるリーフに囲まれた、美しいビーチが広がっています。
夏はたくさんの海水浴客・シュノーケルツアーやダイビングツアーなど、大賑わいのビーチです。
今度の夏は、残波岬でも潜ってみよう!

12月にしては穏やかな海

商業の神様『泰期』

琉球王朝時代の十四世紀後半、時の中山王「察度王」の命を受けて初の進貢使(明・清皇帝への進貢のために、中国に派遣される使者)として、初めて中国へ派遣されたのが、読谷村宇座出身の泰期』
読谷村の豪族であった泰期は中国の文物を琉球王国に正式ルートで導入した先駆者でした。その活躍は沖縄の一番古い歌謡集「おもろさうし」に謡われています。
泰期は5回にわたって中国(明)貿易を行って歴史的使節を果たした偉人なのです。

泰期像

世界一の大きさ!大迫力のシーサー『残波大獅子』

沖縄で見られる多くのシーサーは、口を開いている雄と口を閉じている雌の一対で置かれることが多いですが、ここのシーサーは口を開いている雄だけです。
作られたのは昭和60年ということなのでそろそろ適齢期かと思いますが、きっとシーサーのような神格化された方たちは、人間と同じ時間の流れでは生活していないと思うので、またいつか後世の人々が伴侶を制作してもらえればと…。
大きさは間違いなく世界一の超ど級!!
高さは8m75cm、長さは7m80cm!!!!
記念写真撮っても、人物が小さくなってしまいます。

残波大獅子と僕

まとめ

  • 沖縄本島屈指の景勝地!高さ30mの断崖絶壁に、あなたの足もすくんでしまうはず。
  • 沖縄本島で最後に夕日が沈む場所。グリーンフラッシュ狙いで行ってみよう!
  • 残波灯台の真っ白さと海と空の色味の違う青さのコントラストは最強!
  • いこいの広場の遊具は小さな子どもも、小学生の高学年も楽しく遊べる!
  • 残波ビーチに熱帯魚を探しに行こう!
  • 読谷村出身の泰期は進貢使として、明や清へ使いに行き、大陸の文化を持って帰ってきたすごい人!
  • 世界一大きな残波大獅子!大きさに圧倒されてしまう!
  • お天気がいい日の散歩にはもってこいの残波岬でした。