日本一早いお花見の楽しみ方(沖縄の寒緋桜)

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日本一早いお花見に行こう!

1月も後半になってくると、人々の間ではどこにお花見に行くか?という話題で盛り上がり始めます。(我が家では特に)
本土の桜前線は概ね南から北へ上っていくものだと思いますが、沖縄の桜前線は北から段々南へ下ってきます。
なので日本一早いお花見をするには、沖縄本島北部へ出かける必要があります。

寒緋桜(カンヒザクラ)とは?

沖縄で『サクラ』といえば、このカンヒザクラを指します。
沖縄にはソメイヨシノをはじめとする、本土で見られるサクラは見ることができません。
カンヒザクラとはサクラの原種の一つと言われ、旧暦の正月辺りに花を咲かせるので、ガンジツザクラ(元日桜)とも呼ばれます。
また、別名としてヒカンザクラ(緋寒桜)、タイワンザクラ(台湾桜)、ヒザクラ(緋桜)とも呼ばれる。
寒緋桜は、い時期に色の花を咲かせるという意味で、ヒガンザクラ(彼岸桜)とは全くの別種なのでご注意ください。

また、カンヒザクラの花言葉は、
あでやかな美人
あなたに微笑む
きまぐれ
ぜひ、この冬は気まぐれな美人に会いに行きましょう♪
きっと微笑んでくれますよ☆

カンヒザクラ(寒緋桜)

日本一早く開催されるお花見会場 ベスト3

沖縄のお花見は、本土のお花見のように桜の木の下で宴会をするようなものではありません。
サクラを愛で歩くことがお花見の主流になっています。(寒いから…)
その中でもオススメの場所(スポット)を紹介します。

今帰仁城跡『今帰仁グスク桜まつり』

世界遺産に登録されている今帰仁城跡で開催される。
標高100mのグスク跡から見下ろす景色も圧巻。
琉球王朝時代のロマンと緋色の桜を堪能してください。

【開催期間】
1月26日(土)~2月11日(月・祝)

【ライトアップ時間】
18時~21時(ライトアップされ夜は非常に幻想的な雰囲気になります。)

【住所】
今帰仁城跡管理事務所
沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101番地

【問い合わせ】
0980-56-2256(今帰仁グスク桜祭り実行委員会)
0980-56-4400(今帰仁グスク交流センター)

【入場料】
大人:400円、小中学生:300円(小学生未満無料)

【駐車場】
あり

県内最大規模のお花見の名所『名護桜まつり』

日本の春はここから始まる!
2kmの遊歩道に鮮やかに咲いたカンヒザクラ。
名護中央公園の丘の上には展望台があり、名護市街地をはじめ、エメラルドグリーンに輝く東シナ海の絶景も楽しめます!

【開催期間】
1月26日(土)・27日(日)

【住所】
沖縄県名護市城2丁目4周辺

【問い合わせ】
0980-53-7755(名護観光協会)

【駐車場】
あり

桜のトンネル『本部八重岳桜まつり』

ひとあし、お咲きに。
八重岳周辺におよそ7,000本ものカンヒザクラが一斉に咲きほこり、ふもとから山頂まで車で通れば、延々と続く桜のトンネルを満喫できる最高のドライブコースです。

2019年1月19日に行って参りましたので、紹介します。

日本一早いお花見の楽しみ方(沖縄の寒緋桜)
亜熱帯気候の沖縄県にはソメイヨシノのような桜の木はありません。旧正月の頃(沖縄が一番寒いころ)に花を咲かせるカンヒザクラ(寒緋桜)が沖縄でのお花見。寒い時期の緋色の桜をぜひ見に行きましょう!

【開催期間】
花見機関:1月19日(土)~2月3日(日)
イベント・出店:1月19日(土)・20日(日)

【住所】
沖縄県国頭郡本部町並里921
八重岳桜の森公園

【問い合わせ】
0980-47-2700(本部まつり実行委員会事務局/本部商工観光課)

【駐車場】
あり

まとめ

  • 日本一早くお花見ができる会場ということで、本島北部のお花見会場を紹介しましたが、2月中旬から那覇市「なはさくらまつり」が開催されます。イベント盛りだくさんなので要チェックです!
  • 桜前線が北からやってくるということに未だに慣れません…。
  • 沖縄ではヒカンザクラ(緋寒桜)と言う場合が多かったので、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混同していました。
  • カンヒザクラの花言葉が気に入りました。
  • 僕的には「いちばん桜」で乾杯!がいいですね♪
  • 本土のお花見は15年ほどしていません…。夏にビーチでBBQを堪能しているので、我慢します。